2026年4月。桜の淡い色が街を染め、風が運ぶ花の香りに春の深まりを感じる季節。始まりの熱気と、季節が大きく移り変わる「土用」の静寂が共存する1ヶ月です。
星々は私たちに「本当の自分として、どう美しく調和するか」という問いを投げかけます。あなたがこの1ヶ月を、香油という聖なる輝きと共に、より豊かに過ごせるよう、宇宙の導きを読み解いていきましょう。
中旬以降には、日本の暦における「春の土用」が訪れ、季節は次の季節――夏への準備として、一度立ち止まることを求めます。この「動」から「静」への鮮やかなコントラストを愛おしむこと。それが、今月を幸せに過ごすための鍵です。
4月の星の動きとスピリチュアルエネルギー

1. 4月2日:天秤座の満月(ピンクムーン) ― 鏡の中の自分と握手する
4月は、愛と美、そして人間関係を司る天秤座の満月から幕を開けます。この満月は「ピンクムーン」とも呼ばれ、春の野に咲くシバザクラのように、柔らかな受容のエネルギーに満ちています。
天秤座は「調和」と「バランス」の象徴。私たちは「他者から見た自分」と「自分自身が感じる自分」のギャップを調整することになります。もし、これまで誰かの期待に応えるために無理をしていたのなら、満月の光が「あなたは、あなたでいるだけで美しい」と優しく教えてくれるでしょう。
アクション:部屋に春の花を飾る。疎遠になっていた友人に短いメッセージを送る。自分の外見を丁寧にケアする。
2. 4月17日:牡羊座の新月 ― 魂の産声を上げる
満月でバランスを整えた後、月は欠けていき、17日に牡羊座の新月を迎えます。牡羊座は12星座のトップバッター。原始的で純粋な始まりのエネルギーを放ちます。
これまでの古いパターンを脱ぎ捨て、新しい自分を定義する絶好のチャンスです。「いつかやりたかったこと」を「今、始める」時。
まだ準備が整っていなくても構いません。直感を信じて一歩を踏み出す勇気が、宇宙から強力にバックアップされます。
アクション:新しい習慣(日記、運動、学び)を始める。直感に従って、普段行かない場所へ足を運ぶ。
3. 4月17日〜5月4日:春の土用 ― 大地の呼吸に合わせる

新月と同じ日から、日本の暦では「春の土用」が始まります。
土用といえば夏のイメージが強いですが、実は各季節の変わり目に存在します。春の土用は、冬から春へと急激に動き出した心身を、夏の活動期に向けて一度「土」に戻し、安定させる期間です。
この時期、天候が不安定になりやすく、私たちの心や体も揺らぎがちです。
星の動き(牡羊座の新月)が背中を押す一方で、暦(土用)は「足元を固めよ」と囁きます。
アクション:土いじりを控える(土用の禁忌)、消化に良いものを食べる、早寝早起きを心がける。
4. 4月22日:こと座流星群の極大 ― 夜空からのインスピレーション
土用の真っ只中、夜空にはこと座流星群が降り注ぎます。
こと座は音楽と芸術の神、オルフェウスの竪琴。この流星群は、私たちの潜在意識に眠るクリエイティビティを刺激します。
土用で少し内省的になっているからこそ、この時期に降りてくるアイデアは非常に純度が高く、あなたの本質を突いたものであるはずです。夜の静寂の中で、流星に願いを託すのではなく、流星という光のメッセージを受け取るつもりで空を眺めてみてください。
アクション:浮かんできたアイデアをノートに書き留める。音楽やアートに触れて心を震わせる。
芽吹きと土用に寄り添う 〜2026年4月のおすすめエジプト香油〜
今月の「始まりの熱量」と「土用の繊細な揺らぎ」をサポートし、あなたの魂のバランスを取るために、3つの特別な香油を選定しました。
1. ネフェルティティ ― 美しき者の再来、調和の極み

4月初旬の天秤座満月、そして春の華やぎを象徴する香油として、古代エジプトで最も美しいと讃えられた王妃の名を冠した「ネフェルティティ」を選びました。
香りと神話
高貴でフローラルな香調の中に、凛とした気品が漂います。ネフェルティティは「美しい人がやってきた」という意味を持ち、太陽神ラーの寵愛を受けた太陽の王妃です。
今月おすすめの理由
天秤座満月がもたらす「対人関係の調和」をサポートします。自分の内側にある美しさを認め、他者に対しても優雅に振る舞える余裕を与えてくれます。特に、新しい出会いが多い4月のスタートに、自分自身のアイコン(象徴)として身に纏うのがおすすめです。自分の存在を愛おしむリチュアル(儀式)としてお使いください。
「ネフェルティティを纏うと、自然と背筋が伸び、自分を大切に扱おうという意識が芽生えます。職場の人間関係で悩んでいましたが、この香りを使い始めてから、不思議と周りの反応が柔らかくなり、私自身も穏やかでいられるようになりました。」
2. ラー ― 魂を貫く太陽の輝き、真実の始動

牡羊座新月の圧倒的な始動のエネルギーを現実化し、土用の重たさを跳ね返す。
香りと神話
太陽神ラーは、エジプト神話における最高神。万物を照らし、生命を育む絶対的な光です。この香油は、黄金の輝きを思わせる温かみと、突き抜けるようなバイタリティに溢れた香りです。
今月おすすめの理由
17日の牡羊座新月は、まさに「ラーの目」が開くような瞬間。新しいプロジェクトや習慣をスタートさせる際、ラーの香油があなたの意志をダイヤモンドのように硬く、力強くしてくれます。また、土用期間に陥りがちな「やる気の減退」や「心の曇り」を、太陽の光で一気に晴らしてくれるでしょう。朝、手のひらに広げて深く深呼吸し、全身に太陽のエネルギーを巡らせるのがおすすめです。
「春の土用はいつも体調を崩しやすく、気分も沈みがちでした。でもラーの香油を使い始めてから、朝起きるのが楽しみに。自分の内側から熱が湧いてくるようで、ずっとやりたかった副業への一歩を踏み出すことができました。」
3. バステト ― 日々の喜び、揺らぎを包む安らぎ

春の土用からゴールデンウィークへと向かう、揺らぎやすい後半戦を優しく支えてくれるのが、猫の女神「バステト」の香油です。
香りと神話
柔らかく甘美で、どこか懐かしさを感じさせるジャスミンや蜂蜜のような香り。バステトは家庭の守護神であり、音楽と踊り、そして豊穣を司る、人々に愛された喜びの女神です。
今月おすすめの理由
土用期間は、どうしても心が内向きになり、考えすぎてしまうことがあります。バステトの香油は、そんな固くなった心をほぐし、「今、ここにある幸せ」に気づかせてくれます。こと座流星群が極大を迎える頃、インスピレーションを受け取るためのリラックス状態を作るのにも最適です。就寝前、寝室で香らせて、猫が丸まって眠るような安心感の中で一日を終えてください。
「仕事で疲れて帰ってきた夜、バステトの香りが恋しくなります。トゲトゲしていた心が、ふわっと丸くなるのが分かります。子育てで自分の時間が取れない毎日ですが、ふわっとした香りに癒されます。」
